転職エージェント利用体験① おススメできるか、できないか
私は今まで2つの転職エージェントを使いました。
結論から申し上げると、転職エージェント経由では内定は出ませんでした。
今回は転職エージェントを利用するか迷っている人のために、具体的なエージェント利用の流れ・体験談を私の状況を踏まえて詳しく書いていきたいと思います。
後半で、どうして自分はエージェント経由では決まらなかったのか考えていきたいと思います。
リクルートエージェントの門をたたいた
言わずと知れたリクルート系。
求人数が圧倒的に多いということで登録。丸の内のオフィスにて面談という運びになりました。
当時の私のスペックは以下の通り。
年齢:25歳
経験:総務・経理
転職理由:新しいチャレンジがしたい(本音:窓際族から脱したいため)
特記事項:病歴アリ
特に準備もせずに、丸の内のオフィスに到着。
まず、面談室のような部屋に通され、担当者を待ちます。
ほどなくして担当の30前後の女性が到着。
今やっている仕事内容、希望業種、希望職種、転職理由などを答えていきます。
そして「うんうん」と聞いていたエージェントの方でしたが・・・。
「私実は病気をして10か月近い休職歴があるんですよね」
こう告げた瞬間、顔が曇ったのを感じました。
被害妄想なのかもしれませんが、向こうもボランティアでやっているわけではないので正直貧乏くじ引いたと思いますよ。
ここで言われたのが「面接に行く機会があったら、絶対病歴については隠さずにいうようにしてください、私からも企業に応募する際には病気について伝える義務があります」
私の病気は再発するものではないので正直もう病気に縛られたくないという気持ちが強かったのですが、病歴のある人を企業に推薦して何かあった時にエージェントは責任持ちたくないですからね。
私はこれに了承し、求人を紹介してもらうことに。
ちなみに「年収は320万はいただきたい」と伝えたところ、「ご経験と病歴のこともありますし、事務職は人気ですし。年収250万以上のところでご紹介させてください」と言われました。
いやいや、さすがに足元見過ぎちゃいます???と思ったんですがとりあえずは飲みました。
後日しっかり求人は送られてきましたが、ひどい求人ばっかりでしたね。
年収280万円、残業無し(つまりこれ以上もらえる見込み無し)
年収320万円、見なし残業60時間(ええんか??)
とはいえ、物は試しだと思って10社ほど応募しましたが、面接に進んだのは驚きの・・・
0社。
普通のリクナビネクストやマイナビなどで応募した会社は何社か面接に呼んでもらっていたので、結局リクルートエージェントは期限の3か月がたち、自然終了することになりました。
敗因を検証してみる
・エージェントの仕組みを理解していなかった
皆さんご存知の通り、転職エージェントは求職者が実際にその会社に転職すると給与の三割ほどが会社からもあることをビジネスとしています。
つまり年収300万円の事務職をエージェント経由で採用すると90万円が企業からエージェントに支払われるのです。
あなたが企業だったらそんなにお金を使ってまでして年収300万の人を雇いたいと思いますか?
私だったら思いません。
これは私個人の意見ですが、一般事務希望の方はエージェントに向いていない職種なのではないかと思います。
つまり、一般事務希望の方にはおススメできないと思います。
なぜなら一般事務の仕事ならわざわざエージェントを使わなくても自分で探せますし、また企業にとってもお金を払ってエージェントを使う意味があまりないと考えられるからです。
・転職の軸がなかった
3社目の転職の際には面接は負けなしでした。
これはなぜか。
軸をしっかり持って転職活動をやっていたから、というのが大きな理由だと思います。
人はだれしも、優先順位があります。
家族を養わなければいけない人は年収が第一かもしれない。
アニメが大好きな人にとってアニメ業界というところは外せないかもしれない。
とにかくまずは絶対に譲れないものが何なのか一度自分の頭の中で考えてみてください。
この数年後、私は別のエージェントを使う機会があったのですが、やはり軸を見つけていってから相談したほうが求人の洗練度が違います。
もしこれからどこかの転職エージェントを使おうと考えているのなら、まずは自分の軸を確定させてから面談に臨んでみてください。
最近やった転職活動でもエージェントを使ったのですが、その時のお話はまた次回・・・
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