【英語や中国語】外国語を活かせる就職は?各選択肢のメリット・デメリットを解説!

【英語や中国語】外国語を活かせる就職は?各選択肢のメリット・デメリットを解説!

留学や語学の資格試験などを頑張ってもなかなか外国語を活かした職業についている人って少ないですよね?

これは外国語を使う気持ちが弱かったり、外国語を使う会社をうまく見極められていない可能性があります。

私は新卒で入った会社を退社して留学に行き、外国語を使う職についています。

今回は、「外国語を使う会社のタイプとは?」「それぞれのタイプのメリット・デメリット」「どのタイプがおすすめか」などを紹介していきたいと思います。

新卒・既卒の方から、転職の方にも有意義な内容になっていると思います。

外国語を使う会社の種類を知ろう

まずは押さえておきたいのが、どういう会社なら外国語を使う場面があるのか考えてみましょう。

1.日本で働く3種類

1-1日本の日系企業で働く

ここを選択する方が最も多いと思います。

ここで働くメリットは安定的に平均的な給与が得られること。デメリット語学を使わないケースが多いことです。

特に大企業の場合、海外関係の部署は狭き門です。

帰国子女の成績優秀者なら最初の配属で海外担当部署に行くことができるかもしれませんが、多くの人は違います。

そのため、本当に語学を頑張りたい人にはお勧めできません

1-2合弁企業

数としてはとても少ないと思いますが、日本にも合弁企業は存在しています。

ここでのメリットは何かしらの場面で外国語を使う機会があること、デメリットは日本にあるためなんだかんだ日本語メインのコミュニケーショとなってしまうことです。

1-3 外資系企業

外資系企業は外国語ができるということは前提条件であるところも少なくないため、日本で働く上で最も外国語を使う会社の種類といえるでしょう。

メリットは外国語を使う機会が多い、そして給料が高いこと。逆にデメリットは使えないとクビになる未経験の場合ほぼ採用されないということです。

一般的に外資系はこれまでのキャリアを重視します。そのため、外国語ができるだけの新卒者にとっては狭き門だと考えておいた方がいいでしょう。

2.海外で働く3種類

海外で働く場合は現地採用を前提にお話しします。日本からの駐在員などは先ほど記した1-1日本で働く日系企業に含まれます。

2-1日系企業

日系企業は海外に支社を持つ場合、駐在員以外に現地採用というものがあります

現地出身の人から日本人まで、現地の支社付けで採用しているということです。

メリットは海外で働きながら外国語は最低限で働ける点です。少し語学に自信がないけど海外で経験を積みたいという人にはおすすめですね。

デメリットは給料が安いことです。とくに駐在員と比較すると給料は雲泥の差なので、それを気にせず「経験のため」と割り切れる人にはいいと思います。

2-2.合弁企業

合弁企業の場合は日本にある場合と似ていますが、海外での合弁企業なら外国語を使う機会が多く、それがメリットだといえます。そのため、働きながら語学を高めたいという人には向いているかもしれません。

ただし、未経験だと採用されにくいというのがデメリットだと思います。

2-3.外資系企業

メリットは給料が高いこと、それに加えて海外での外資企業に勤めれば外国の商習慣や戦略などについて肌身を持てって学ぶことができます。数年経験を積めば、次の転職でめちゃくちゃ有利になると思います。

デメリットは採用の敷居が高いことと、使えないとクビになることです。これは日本で働く場合の外資系企業と似ていますが、就職の難易度はこちらのほうが高いです。相当経験があり、語学が堪能な人しか選べないという側面があります。

語学に対する思い入れで決めるべき

これまで全6種類の会社タイプを説明してきましたが、どれがいいのかは、下記の語学に対する思いれによって変わってくると思います。

絶対に外国語を使いたい

1-3外資系企業、2-1日系企業、2-2合弁企業

新卒のような未経験の方の場合、1-3の外資系企業はなかなか厳しいかもしれません。とはいえ、語学に長けていて、高学歴なら挑戦してみる価値はあります。

それ以外の人は現地採用を検討してみたほうがいいと思います。現地で数年働けば多くの人と違った経験をできるため重宝される人材になれる可能性があります。

会話力に自信がないけど外国語を使いたい

1-2合弁企業、2-1日系企業、2-2合弁企業

語学、特に会話に自信がない人は上記を選びましょう。特におすすめは2-1日系企業ですね。

新卒で雇ってくれないところもあるかもしれませんが、新卒・未経験でもOKという企業もあります。(先進国だと少なめですが、新興国なら意外とOKなところが多い)

また、国によって国内の雇用確保のために外国人が働くための就労ビザの規定を厳しくしているところもありますので、自分の興味のある国については就活前にビザの要件を調べておくと、安心した就活ができると思います。

転職者には特に2-1日系企業2-2合弁企業をおすすめしたいです。経験があればビザの取得も新卒者より容易になりますし、採用もされやすいと思います。数年だけでも海外で働けば自信になりますし、とても貴重なキャリアとなりますのでおすすめします。

語学は少しできるが無理に使わなくてもいい

1-1日系企業

こういう方は日系企業でいいと思います。安定していますし、給料も現地採用よりは高くもらえます。運が良ければ海外部署に配属になる可能性はあります。

しかし、語学を使いたいと思っている人はたくさんいます。企業もそういう人を優先して異動させたりしますので、基本的には海外とかかわるチャンスは少ないと思っておいた方がいいと思います。

新卒者にもおすすめ!現地採用は今後プラスに働く

現代は転職が当たり前になっています。そのため、最初は現地採用で給料が低くても、数年のキャリアを積めば大きく跳ねる可能性はあります。

また、現地採用で働いていると語学は嫌でも使う場面が出てきますし、日本で地道に勉強するより早く外国語を覚えられる可能性があります。(もちろん本人のやる気次第ですが…)そのため、個人的には現地採用もかなりおススメです。

新卒者は経験がないため、はじめから現地採用も少しハードルが高いかもしれませんが、そこは戦略を立てましょう。日本でとりあえず一年間働いて、次に現地採用に挑戦して、数年働きまた次の会社へ…というキャリアップも考えられます。

今の時代はこうした働き方はマイナス評価されません。また、なんだかんだ言っても外国語を話せる日本人はかなり少ないのが現状です。そこで頭一つ抜きん出れば、語学を中心に働くこともできますし、語学プラスアルファの仕事もできるようになり、キャリアの幅も広がります。「語学を使って働きたい」と考えているのであれば戦略的な就活を心がけてほしいと思います。

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