ワンマン社長の会社で働く3つのメリットとは?パワハラを受けた筆者が語る!
「ワンマン社長」この単語を見ただけで嫌悪感を抱く人がいらっしゃると思います。
パワハラともいえる色々な嫌がらせを受けたので、、私自身もかつて勤めていた会社のワンマン社長は大嫌いです。
そのときの記事はこちら。
しかし、そんな環境であったにも関わらず、ワンマン社長の企業にもメリットはあったと考えています。
大企業からスタートアップや零細企業まで、3社目に入社した筆者が感じる「ワンマン社長企業」のいいところ3つをご紹介したいと思います。
1.気に入られるとパラダイス
私が入社したワンマン社長の会社は10人程度の規模の小さい会社でした。
そのため、ワンマン社長の鶴の一声で何もかもが決まります。
そのため、どんなに仕事ができなくてもワンマン社長に気に入られればパラダイスになります。
仕事をしなくてもボーナスは破格、経費で美味しいレストランに連れて行ってもらえる、といった具合です。
私も最初は比較的気に入られていたので、経費で美味しいごはんなどはいただいていました。
後に嫌われるので、これらは全部なくなるわけですが…。
2.経営者を間近で見ることができる
ワンマン社長の会社は一代で築き上げられたことも少なくありません。
そのため、経営者的な考え方はよく(自慢話込みで)聞かせてもらいました。
大企業で上からの指示通りに仕事をする人に比べて、リアルに事業を作っていくことをより深く知ることができます。
うちのワンマン社長は「起業してみたかった」という安易な理由で始めていましたが、それでも20年以上続けられたというのは単純にすごいことです。
ここまでにどんな苦労があったか、なぜこの業種にしたのか、などはリアルな話でとても興味深かったです。
そのため、ワンマン社長を見ていると人格的には破綻しているが、「この人でも起業できるんだから、自分ももっといろんなことができるかもしれない」と変に勇気づけられたりしました。
将来、起業に興味がある人はワンマン社長のもとでその考え方を見るというのも一つの選択肢としてアリだと思います。
3.業務が多岐にわたる
ワンマン社長の会社は一般的に、会社の規模はあまり大きくないことがほとんどです。
そうなると、業務は非常に多岐にわたります。
例えば、経理で入社しても労務の仕事もさせられたり、編集で入っても営業としても働かなければならなかったり。
もちろん忙しい日々を送ることになるのですが、スキルとしてはグーンとアップします。
大企業に入るといくらゼネラリストとして育成しようと思っても最低数年は同じ仕事をして、また数年別の仕事を続け、という具合にスキル獲得まで時間がかかります。
それをワンマン社長の会社でしたら数年で複数の業種を担当することができるのです。
スペシャリスト志向の方にはあまりお勧めしませんが、もしいろいろな仕事をしてみたいという人なら、ワンマン社長の会社ならそれが叶うかもしれません。
ワンマン社長のメリットを享受した結果…
こんな風にワンマン社長の会社が持つメリットを享受したおかげで、スムーズに年収アップの転職ができたと思います。
ワンマン社長の会社は一人一人の業務範囲が多岐にわたるため、様々なことを経験させてもらいました。
また、目の前に起業家がいるため、自分が起業するならこんなことができるだろうなというようなことを普段から考えるようになります。
指示されたことに忠実に従う以外にも、自分ならどうやって事業を始めるか・維持していくかという視点を持てるようになりました。
これは大企業に勤めていた時には決して考えなかったことです。
どんな状況でも自分が経営者だったらという視点を持っていたからか、転職面接では負けなしでした。
終身雇用が当たり前でなくなっている今、こうした視点は転職市場でも非常に重宝されるものだと思います。
まとめ
ワンマン社長の会社はハッキリ言って精神的に良い職場とは言えません。
しかしマイナスだけではなく、そこにはメリットもあります。
ですので、ワンマン社長に怒りを持ち続けるだけでなく、一つでも何かを盗んで、転職活動を始めてみることをおススメします。
以前、働きながら三か月で内定をもらったときのスケジュールを記事にしていますので、ぜひ興味がある方はそちらの記事も読んでみてください。
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